割引や特典が受けられるクーポンを使うと、おトクに買い物ができますが、うまく使わないと無駄遣いになってしまうことがあります。

今回は、クーポンを使うときにやってはいけないことをご紹介します。

必要ないものまで購入する

クーポンには「〇〇を買うと、ポイント増量!」など、特定の商品を買うと通常よりも多くのポイントをもらえるものがあります。問題はポイント増量の対象となる商品です。自分がふだん買わないようなものに限って、ポイント増量の対象商品になっていることも少なくありません。

ポイント欲しさに必要のないものまで買ってしまうと、商品は家で眠ったままということに。対象商品が食べ物だと、賞味期限が切れて捨てることになり、まったくの無駄になってしまいます。クーポンの対象商品が自分に必要なものか、一度考えてみましょう。

割引額の上限を確認しない

クーポンに「50%オフ!」と大きく記載されているのを見ると、ついたくさん買い物をしたくなります。しかし、注意書きをよく見ると「上限1,000円まで」などと書かれているケースも多々あります。

注意書きは「〇%オフ!」といったアオリ(購買意欲をかき立てるための表現)のフレーズよりも小さく書かれていることが多いため、どうしても見逃してしまいます。反射的に「おトク!」と思っても、注意書きを確認するクセをつけておきましょう。

適用金額になるまで買い物する

「割引が適用される金額に上限がある」パターンとは逆に、一定金額以上の買い物で割引が適用されるクーポンもあります。「あと1点買い物をすれば割引の条件を満たすから、何か買おう」と、金額ありきで買い物をすると、結果的に必要のないものを買ってしまう結果に。割引を受けることを目的に買い物をするのは、本末転倒です。